新型コロナの影響により、なかなか開催できなかった交流会ですが、ようやく開催することができました。今度の交流会のテーマは「七夕」。
一般的な七夕まつりは7月7日ですが、五木村の七夕まつりは旧暦でお祝いします。令和4年(2022年)の七夕は8月4日です。村の中では毎年ピンクや黄色、緑や赤などのカラフルな短冊をつけて彩った七夕飾りを中心地の国道沿いに飾り付けてお祝いします。
七夕準備は1か月前からはじまり、村内の笹を立てかけて乾燥させ、余分な葉や枝を取り除き乾燥させます。その後村民の方々の手により、一つ一つ短冊を飾り付け、道路沿いに添えられ、村内は七夕ムードに変化します。
今年はそんな五木村の七夕に併せて、移住者の方々の願いも笹の葉に託すことにしました。
今回の交流会は、五木村の「おためし住宅」で開催しました。おためし住宅は、これから移住を考えている方が五木村の環境を体験するためや、村に滞在しながら家や仕事を探すことを目的に短期滞在する施設です。建物は長屋スタイルで、単身向けとファミリー向けの部屋が全部で6戸。その中心に自由に使える共用スペースがあります。今回はそのおためし住宅の居住者の方にも参加いただき、共用スペースでの交流会となりました。
みんなで一本の大きな笹を短冊や飾りでいっぱいにするべく、飾り付けを作りながらの雑談会です。今回の参加者の多くは移住して1年前後の方でした。前回の交流会にも参加頂いた方の顔も見られ、みなさん時間をかけて、だんだんと村に溶け込んできている様子が感じられました。
会話の中では共通の知人や仕事など日常の何気ない話、村での求人情報、以前住んでいた場所との違い、虫好きな子どもたちは村で見つけた虫のこと、いろいろな話題で話が弾んで、今回もあっという間の2時間でした。