・・━熊ケ嶽猪之介の石碑━・・
江戸相撲の力士であった熊ヶ嶽猪之介は、1807年、大銀杏がそびえる平野地区に誕生しました。
本名は黒木松次郎、幼少より恵まれた体格と強靱な体力で相撲に親しみ、18歳から熊本や京都で力士として活躍しました。
31歳からは江戸相撲の追手風門下となり、師匠の四股名である黒柳松治郎をもらい入幕を果たします。
熊ヶ嶽猪之介と改名したのは相良藩のお抱え力士となる40歳を迎えてからです。
嘉永6年(1853)2月場所に引退。17場所連続で幕内力士として活躍しました。
帰郷後は48歳で亡くなるまで後継者の育成に尽力しました。(写真は猪之介の石碑)