(趣旨)

第1条　この要項は、五木村内にある空き家の有効活用により、村内への移住定住の促進を図るため、移住者に対し、予算の範囲内において五木村空き家バンク改修・修繕補助金(以下「補助金」という。)を交付するものとし、その交付については、この要項の定めるところによる。

(定義)

第2条　この要項において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(補助事業等)

第3条　補助金の交付の対象となる事業は、空き家バンクに登録された住居の改修・修繕とする。

(補助対象者の除外)

第4条　前条の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当するときは、補助対象者から除外する。

(補助の適用)

第5条　補助金の交付は、当該空き家につき第3条第1項に掲げる補助金について、1回限りとする。ただし、交付を受けて5年以上経過し、異なる居住者からの場合は例外とする。

(補助金の交付申請)

第6条　補助金の交付を受けようとする申請者(以下「申請者」という。)は、五木村空き家バンク改修・修繕補助金交付申請書(様式第1号)に、別表に定める必要書類を添えて村長に提出しなければならない。

(補助金の交付決定)

第7条　村長は、前条の規定による補助金の交付申請があったときは、内容を審査のうえ、当該予算の範囲内で交付の適否を決定し、五木村空き家バンク改修・修繕補助金交付(不交付)決定通知書(様式第2号)により申請者に通知するものとする。

(申請内容の変更等)

第8条　前条の規定により交付決定を受けた申請者(以下「交付決定者」という。)は、当該申請内容を変更し、又は中止しようとするときには、五木村空き家バンク改修・修繕補助金交付決定変更承認申請書(様式第3号)にその内容が確認できる書類を添えて村長に提出しなければならない。

(完了報告)

第9条　交付決定者は、申請した事業が完了した日から30日以内に、五木村空き家バンク改修・修繕完了報告書(様式第5号)に、別表に定める必要書類を添えて村長に提出しなければならない。

(補助金の額の確定)

第10条　村長は、前条の規定による完了報告の提出があったときは、内容を審査のうえ、補助金の額を確定し、五木村空き家バンク改修・修繕補助金額確定通知書(様式第6号)(以下「補助金額確定通知」という。)により交付決定者に通知するものとする。この場合において、必要があると認められるときは、交付決定者又は事業を実施した事業者に対し、事業の成果について説明を求め、又は実地調査をすることができる。

(補助金の申請及び交付)

第11条　補助金の交付を受けようとする交付決定者は、前条の規定による補助金額確定通知を受けた後に、五木村空き家バンク改修・修繕補助金交付請求書(様式第7号)を村長に提出しなければならない。

(補助金の取消等)

第12条　村長は、交付決定者が次の各号のいずれかに該当するときは、補助の決定の全部若しくは一部を取消し、又は既に交付した補助金の全部若しくは一部を返還させることができる。その場合は、五木村空き家バンク改修・修繕補助金交付決定取消通知書(様式第8号)又は五木村空き家バンク改修・修繕補助金返還命令通知書(様式第9号)を交付決定者に対し通知するものとする。

(その他)

第13条　この要項に定めるもののほか、必要な事項は、村長が別に定める。

(雑則)

第14条　この要項に定めるもののほか、必要な事項は別に定める。