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ワーケーション体験談 たなべ やすこさん(2021年6月~7月)

最終更新日:

今回ワーケーションで五木に来たきっかけを教えてください。。

たなべさん

 2021年6月半ばから、ワーケーションで約1か月間の予定で滞在しています。

普段は東京でいろんな方にインタビューをしながら、記事を書く仕事をしています。

しかし新型コロナの影響で、オンライン取材が格段に増えて自宅中心の生活に。

毎日景色も変わらず、ちょっぴりコロナ疲れを感じていたとき、五木村でのワーケーションの記事を見つけました。

 ワーケーションとは、観光地などで仕事(Work)と余暇(Vacation)を過ごすこと。

いつもと異なる環境に身を置くことで、リフレッシュや生産性アップが期待できるとされています。

ふつうは普段の仕事を滞在先に持ち込むことがほとんどですが、今回は五木にある個人店のWebサイト制作に携われる企画でライターを募集していたのです。村の人たちと交流できることもあり、面白そうだと思いました。

 五木村は私の地元と比べ、人口は150分の1に対し、面積は10倍の広さを誇ります。

山に囲まれた環境ですし、これは非日常体験が出来るに違いない!!!と確信しました。


五木で暮らしてみて、普段のライフスタイルとはどう違いますか?

たなべさん

 仕事に関して言えば、東京にいるときと同じように出来ている気がします。

 五木に入る前、IT環境はどうなんだろうと不安でしたが、村一体に光ファイバー網が整備されてるので、オンラインでの取材や打ち合わせもスムーズに行えています。

インターネットさえ繋がればどこでも仕事が出来るという人なら、快適に働けると思います。


 暮らしのほうは、半強制的に生活リズムが整いますね。

朝は6時にチャイムが鳴りますし、ほとんどのお店が夕方には閉まります。24時間営業のコンビニはないですし、毎日通う温泉も夜9時まで。

露天風呂に浸かった後は仕事する気になりませんから、おのずと朝の光で目が覚めて、日が出ている間に動きまわり、暗くなったら眠る生活に。

人の本来あるべき営みのようなものが、取り戻せる場所の様に感じています。


五木に来る前と住んでみて、変化はありましたか?

たなべさん

 触れる情報と感心の部分で、かなり変わったと思います。

東京だと新型コロナの感染者数やオリンピック関連の動向を毎日のようにチェックしていましたが、こちらに来た途端、外国の話のように聞こえます。

身近なところでも、ファッションやコンビニスウィーツのような、いわゆる「流行りもの」はあまり気にならなくなりました。

 消費中心の生活をリセットするには、五木村は理想的な環境かもしれません。

とは言っても道の駅に行けば、村の特産品や地元の新鮮な野菜が並んでいて、買い物の楽しみも適度に味わえます。

村のどこにいても山の緑が飛び込んできますし、川のせせらぎや鳥のさえずりが聞こえてきます。

自然の癒し効果もあって、せかせかしなくなりますよ。


たなべさんの五木のイチオシを教えてください。

たなべさん

 飯干という北西の集落近くにある、大滝自然森林公園です。

公園に行きつくまでは道路の幅が狭く、車の運転でドキドキ。

上流側の入り口付近はスマホの電波が入らず、更にドキドキしました。

 でもうっそうとした茂みの間から、険しい岩々と溢れる美しい水の流れを目にした時は、チャレンジしてよかったなあと思いました。深呼吸すると、マイナスイオンたっぷりの新鮮な空気が身体を通り抜けていって、自然の偉大さを実感しました。昨年の豪雨災害の影響で、残念ながら滝にはたどり着けなかったのですが、十分リフレッシュできましたね。

秋には綺麗な紅葉も見られるそうです。

五木村に訪れたら、ぜひ一度は足を運んでみてほしいです。


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