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移住体験談 大橋 勇太さん (2021年11月に岐阜県から移住)

最終更新日:

五木村に来たきっかけは何ですか?

大橋さん

元々営業職に就いていたのですが、転職を考えていた時に今の仕事の求人を見つけたんです。特に以前から田舎に強い憧れがあったわけではなかったんです。ただ大学時代に経済学部で、その中で地域経済という科目があって地域でやられている取り組みを調べたことがあったんです。それがおもしろかったなっていう記憶があって、実際田舎に行って暮らしてみたらどうだろうっていう興味はありました。それで就職活動をしていく中で、普通の営業職などでも面接を受けていたのですが、同時に仕事込みでの移住が出来る様な求人サイトもチェックしていて、田舎もいいなって思って面接を受けてみたんです。そしたらトントン拍子に仕事が決まって、家も会社から空き家バンクの物件を紹介してもらい、移住が決まりました。




田舎暮らしに不安はありましたか?また生活に変化はありましたか?

木の駅

最初は正直かなり不安でした。実際に家も集落から少し離れた場所だったり、不便な事を並べると沢山出てくると思います。でも出会う村の方は優しくて面倒見のいい方ばかりでいつも気にかけて下さるので、なんとかなるかって思っていました。

  生活はものすごく変わりましたよ。まず、生活リズムが完全に変わりました。以前の仕事は朝早くから、夜遅くまで残業があったりしたんですが、今は残業も無く、自分の時間がしっかり取れているので、自炊に挑戦したりもしています。もともと都会に住んでいたので、近所にあった様なスーパーやドラッグストア、コンビニもないですし、無いものばかりですが生活が自然と規則正しくなって、すごく健康的な生活になりました。ストレスもかなり減った様に思います。

 

五木村の好きなところや不便なところはどこですか?

穂楊枝

不便なところは、診療所しかないので、急な不調なんかで病院に困ることはありますね。あと、家がある場所が他の民家から少し離れた場所にあるので、冬の雪の日に出勤するのに運転が怖かったり、路肩の石を踏んでしまって山道でパンクしたり、いろいろなハプニングが起こります。

でも同時に田舎ならではのハプニングが起こる度に村の先輩にアドバイスをもらったり、自分でなんとかしようと考えるので自分のサバイバル能力が確実に上がってるのを感じるし、いろんな野生動物を間近で見られたり、季節ごとに変化する自然の表情は五木村だからこそだと思ってたのしんでいます。

五木村の何より好きだと思うところは人の穏やかさです。村内の複数の事業所で働かせて頂いているのですが、どこに行っても人間関係でストレスを感じる事はないですし、休憩時間にみんなで世間話をしたり、本当に楽しく仕事ができています。時間の流れがゆっくりで、みなさんいい感じに力が抜けていて、おおらかな方が多いっていう印象です。

大橋さんの五木村の楽しみ方は何ですか?

大橋自転車

 今は春で新緑も綺麗だし気候もいいので、最近は村内を自転車で走る事にはまっています。車とは違う視点で景色を楽しむことができるし、いい運動にもなっています。

 川がとても綺麗なので、夏になったら川遊びやカヤックもやってみようと思っています。それから家の周りで鹿や猿、テンなどの野生動物が見られるのも五木村らしくていいなと思っています。

 

今後五木村に移住を考えている方へアドバイスがあればお願いします。

 まず一回来てみて、試しに数日間生活してみるといいかと思います。

いきなり生活を始めようとすると、やっぱりいろいろギャップを感じる事が多いと思うんです。便利なお店が近くにあるわけでもなく、生活の勝手が街中とは違ったり、生活してみて初めて気づく事が沢山出てくると思うんです。だから一回短期滞在してみて、自分にあっているかどうか確認してから移住を進めると、ある程度不安も解消できると思うし間違いないのかなって思います。

 


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