■議会の役割
議会は、議決機関と呼ばれ、村長を元とする執行機関は、各種の事業やそれに必要な予算、条例などについて議会での議決を受けて事業を進めていきます。そして村議会はそれらの事業等が本当に村民のためになるかどうかを調べたりもします。
また、村の仕事についての村民からの請願や陳情などの要望も聞いて村の仕事に活かしたり、村民の生活をよりよくするために国に対して意見書の提出を行い、協力をもとめます。
議決機関と執行機関は、それぞれ独立した機関として対等の立場にあり、互いに協力して村政を運営していくことから車の両輪にたとえられています。
■議会のしくみ
・議長と副議長
議長と副議長は、議員の中から選挙によって選ばれ、議長は、会議を進行したり、議員の代表として仕事をします。副議長は、議長に病気その他事故があるとき、また、議長が欠席したときに議長の代わりをつとめます。
・本会議
議会は、定例会と臨時会があります。本議会は議員全員で行います。
・定例会
年4回、3月、6月、9月、12月に開催されます。
・委員会
複雑・多様な村の仕事に対応し、本議会に先立って専門的に審査するため常任委員会と特別委員会が設けられています。そのほかに議会の運営方針などを協議するため議会運営委員会が設けられています。
・会議の流れ
定例会は、以下の順序で進められます。
○議会運営委員会
会期・議事日程及び議会の運営方針などを協議します。
○本会議
(1)招集
村長が招集します。
(2)開会
議長が宣告します。議員定数の半数以上の出席が必要です。
(3)議案提出
執行部から、条例の改廃や予算等の議案が提出されます。
(4)議員提案
議員から、議案が提出されます。
(5)提案理由説明
村長から、議案の説明を行います。
(6)質問・質疑
議員が執行部に対し、村の仕事について質問したり、議案について質疑を行い、 執行部などが答えます。
(7)討論
提出議案に対し、反対・賛成の討論を議員が行います。
(8)採決
提出議案に対し、賛成・反対の意思表示を議員が行います。