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五木村振興計画(後期基本計画)の素案に関するパブリックコメントの実施結果の公表について

最終更新日:
    この度は、「五木村振興計画(後期基本計画)の素案」について、ご意見をお寄せいただきありがとうございました。

   寄せられたご意見の概要とこれらに対する村の考え方を下記のとおりにお示しします。


 1.募集期間

   令和6年1月19日(金曜日)~令和6年2月9日(金曜日)


 2.ご意見の件数(提出者数)

  7件(2人)


 3.ご意見の取扱い

 

取扱い

件数

反 映

寄せられたご意見の趣旨を踏まえ、素案に反映するもの

2件

参 考

今後の取組みの参考とさせていただくもの

1件

その他

質問や感想、今回の素案以外へのご意見など

4件

 

4.ご意見の概要と村の考え方

No.

ご意見の概要

村の考え方

取扱い

1

分野4(移住・定住対策の促進)の「今後の主な取り組み」に記載されている「村営住宅入居者への定住支援」には、「村営住宅入居者定住助成金」も含まれていると思いますが、公営住宅法では収入超過者や高額所得者が3年以上入居している場合、部屋を明け渡す努力義務が課されています。その対象者に助成金を支出し、永続的に住んでもらうというのは、違法行為を助長することにならないでしょうか。

 これまでも明け渡しに応じている対象者はおられますし、空室をつくることが移住者等の新たな入居者の確保につながると期待されます。

現在、五木村子育て・定住支援条例において、村営住宅入居者のうち、収入超過者等の家賃に対して助成を行っています。これは、川辺川ダム建設に伴い入居された方もいる中、村内に転居できる民間賃貸住宅や空家、宅地等が極めて少ないという、本村の特殊な経緯や事情を考慮したうえで、入居者の村外への人口流出を抑えることを目的として制定されたものです。

一方、五木村営住宅条例では、村営住宅の入居者のうち収入超過者は村営住宅を明け渡す努力義務があることを定めており、該当する方にはその旨を通知しているところです。

ご意見をいただいた村営住宅入居者定住助成金については、上記のとおり本村の特殊な経緯を踏まえて設けられたものであることを踏まえ、計画における「村営住宅入居者への定住支援」の記載は削除します。

反映

2

分野3(商工業の振興)の「今後の主な取り組み」に記載されている「五木村複業協同組合への支援」について、移住者や若者にとっては勤務先をローテーションすることで多くの村民と顔見知りになる機会が増え、また、自分にあった仕事を見つけることができるなど、メリットが多い制度だと思います。

地域おこし協力隊制度もありますが、活動経費に対して特別交付税措置があるというメリットはあるものの、「村内に働く場所がない」という意見がある中、移住者に仕事を斡旋し、逆に村民が仕事を求め村外に転出することになれば本末転倒ではないでしょうか。

 その点、複業協同組合は移住のハードルを下げ、五木に来てもらうきっかけとして有益な組織だと思いますので、組合の社員募集を前面に推し出すなど、移住者を増やすための村の支援に期待します。

村としても五木村複業協同組合は移住・定住対策を推進するための重要な組織であると認識しており、法に基づきその事業費の一部を支援していますが、移住・定住を希望する方の就労先の一つとしてさらに積極的にPRするなど、今後も支援を継続してまいります。

また、地域おこし協力隊については、全国的には任期終了後も約65%の方が同じ地域に定住し、そのうち起業と就業をされる方がそれぞれ約4割いるという調査結果があります。自治体にとっては、外部人材に来ていただくことで行政ではできなかった柔軟な地域おこしができることに加えて、住民が増えることによる地域の活性化も期待できる制度であり、村としては積極的に活用していきたいと考えています。あわせて、村内における雇用創出についても引き続き取り組んでまいります。

参考

3

第4章資料編にある業種別意見交換会で移住者から出た意見の中に、「小中高にドローンの資格を取れるような企画を提案したら、村長の方から逆提案で地域おこし協力隊という制度があるので、五木村に来てほしいと言われた」とありますが、地域おこし協力隊の選考方法への誤解を招きかねない内容ですので、計画に記載するのはいかがなものでしょうか。

 地域おこし協力隊の選考は公正に実施しておりますが、ご指摘のとおり誤解を招きかねない内容ですので、計画からは削除いたします。

反映

4

現在、「再生総合行政審議会」や「東地区まちづくりグランドデザイン協議会」、「宮園周辺地域振興協議会」などで村の振興策が協議されていますが、30~40代の若者に多数参加してもらい、彼らに物事を決めてもらう仕組みにしてはどうでしょうか。

 50代以上は意見を述べても決定権は若い世代に委ね、責任感を持たせると同時に若者が持つ発想や知恵に全て任せるようにしたほうがよいと思います。

村の振興を進める上では、村の将来を担う若者や子育て世代の意見が重要であり、その意見を反映できるよう、より多くの方に協議会等の会員になっていただけるよう努めているところです。

また、これまでの村づくりを支えてこられた年代の皆様のご意見も同様に重要であり、議論する内容に応じて構成員のバランスを検討することが必要であると考えます。

いただいたご意見も参考にしながら、協議会等のよりよい運営に努めてまいります。

その他

5

「道路は文化である」という理念の下、県道宮原五木線に新しい大通トンネルを造ってほしいです。場所は小鶴から坂より上で、曲がりくねった急坂を通らなくて済むようにしてください。

県道宮原五木線については、安全に通行できるよう改良に早期に取り組むよう、県に要望を行っています。また、トンネルの整備についても、事業費や事業期間、費用対効果等の課題について速やかに検証するよう求めているところです。

その他

6

今回の問題を全住民で考えるため、今回寄せられた意見は、ホームページだけではなく、紙で全住民に配布してほしいです。

印刷物でも御覧いただけるよう、区長会を通じて当実施結果を全戸回覧します。

その他

7

腰の据わった待ったなしの振興策を実行するためにも、流水型ダムの賛否を早期に決する必要があると思います。「ダムはどうなるのか」という不安を抱いたままでは、安心安定した毎日が送れず、精神的な疲労が蓄積します。

 流水型ダムの賛否を決する方法や手順を直ちに住民に示すとともに、それを早期に実行し、賛否に対する住民の混乱を取り除いて平穏な日常生活を過ごせるようにし、振興策に専念できるようにしてほしいと思います。(村長の任期満了までに、では悠長すぎると思います)

村民の皆様の中には、ダム問題についてご不安を抱かれている方がいらっしゃることは承知しており、重要な課題であると認識しています。

流水型ダムの建設に対する判断については、ダム建設が本村の環境に与える影響や、本村の振興に対する国・県の支援等を総合的に検討し、村民の皆様の意見を聞いたうえで行う必要があると考えます。

村の将来を左右する非常に重要な問題であることから、いただいたご意見も参考に、適切な時期に判断してまいります。

その他

                         

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